【予想スコア】
トッテナム 2 - 2 マンチェスター・ユナイテッド(PK 4-3でスパーズ勝利)
【得点者】
トッテナム:ジェームズ・マディソン(前半25分)、リシャルリソン(後半77分)
マンU:ブルーノ・フェルナンデス(PK 前半41分)、ラシュフォード(後半60分)
【試合展開】
両者の監督采配も含め、戦術的にも非常に見応えのある決勝となった。
前半はスパーズが優位。アンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムは高い位置からのプレッシングと中盤でのタイトな守備で主導権を握り、25分にマディソンのミドルシュートがネットを揺らす。鮮やかな“スパーズらしい”ゴールだった。
しかし、ユナイテッドは41分、ラシュフォードが裏へ抜けたところをペドロ・ポロが引っ張りPKを献上。これをブルーノが冷静に決めて1-1で折り返す。
後半に入ってからはユナイテッドのテンポが上がる。60分、ガルナチョとの連携からラシュフォードが抜け出して逆転弾。だが、スパーズも意地を見せ、77分に途中出場のリシャルリソンが劇的同点ゴール。試合は延長でも決着がつかず、PK戦に突入する。
【PK戦】
ユナイテッドは4人目のカゼミーロがバーの上に外す。
トッテナムは全員成功。5人目のソン・フンミンが冷静に決めて歓喜の瞬間。
【勝因:トッテナム】
選手層と監督采配の的確さ
途中出場のロ・チェルソ、クルゼフスキ、リシャルリソンの3枚替えが全て機能。ポステコグルーの“見極め力”が光った。
精神力の持続
逆転されても冷静さを失わず、勝負どころでテンポを取り戻せた。特にマディソンとソンのリーダーシップが試合を締めた。
守備の切り替え速度
ユナイテッドの速攻を食い止めたロメロとファン・デ・フェンのセンターラインが要所を抑えた。
【敗因:マンチェスター・ユナイテッド】
交代の遅れと硬直した中盤
後半の優勢時間帯に2点目を取った後、引いてしまったことでリズムを失った。テン・ハフ監督の“守り切り”の選択が裏目に。
PK戦の経験不足
カゼミーロ、マグワイアなど経験者を並べるも、精神面で揺さぶられたように見えた。
【総括】
トッテナムが悲願の欧州タイトル初制覇。これまで「あと一歩」で逃してきたチャンピオンの称号を、ついに手繰り寄せた夜だった。エムバペやハーランドがいないこの大会で、“チームとしての完成度”が最も高かったのがトッテナムだったという証明にもなった。
ユナイテッドにとっては再建の途上にあることを思い知らされた結果。ブルーノやラシュフォードに依存しすぎる現状の打開が、来季以降の課題として浮き彫りになった。
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